Zkou2 Addon Factory

2012年04月16日

雑記

Twitterのアカウントなんですが、去年他のことで忙しくしている間に何だか呟く習慣がなくなってしまったので削除しました。フォローしてくれていた方々、ありがとうございました。
このブログも長いこと停滞中ですが、こちらはもう暫く維持しておくつもりなので、何かありましたらコメント欄に書き込むか、メールで連絡して下さい。
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2011年04月13日

プレイヤー・カラーを塗る小技

アドオンの画像でグラデーションになっている箇所をプレイヤー・カラーに変換する方法についてです。

3Dソフトや、高機能なドロー・ソフトの各種エフェクトを使うと、色調や濃淡など、綺麗なグラデーションが簡単に作れます。ですが、これをSimutransのプレイヤー・カラーに変更するとなると、逆にその細密さゆえに一転して面倒な作業になってしまいます。

じつは今回、下のような画像を作ったのですが、黄色い帯状の箇所をプレイヤー・カラーに変更する必要があり、どうしたものかと固まってしまいました。

Zk2AF_POns_cut.png

ペイント・ソフトで1ドットずつベタ塗りしていくのが最も単純な方法ですが、上の画像以外にあと15枚もあったので、考えただけでもげんなりしてしまいました…。

変更する部分が平面のみで構成されているのであれば、面ごとに範囲指定し、一括して塗りつぶすことも可能ですが、上のような画像の場合、角に曲面があるので更に面倒な作業になってしまいます……。
そこで、あれこれどれそれと試行錯誤した結果、一発変換とはいかないまでも、Gimpのパレットマップ機能が使えそうだということになりました。

以下、Gimp限定で申し訳ないのですが、その方法です。(※GIMP 2.6.11を使用)

 

まず、パレット・ダイアログを出し、新規パレットを作成します。

Zk2AF_0411_01.png

 

作成したパレットにプレイヤー・カラーを登録します。(描画色か背景色をプレイヤー・カラーに変更し、パレット上で右クリック→コンテキスト・メニューでで登録)
Zk2AF_0411_02.png
プレイヤー・カラーはPrimary ColorとSencondary Colorの2種類があり、それぞれ8色で構成されています。使用するほうの8色を全て登録します。他の色は登録しないで下さい。
※プレイヤー・カラーを含む予約色の一覧はSimmurans国際公式サイトのアーカイブスか、Simutrans Jpanの開発ページで入手できます。

 

パレットにプレイヤー・カラーを登録したら、今度は画像上で変換する範囲を選択します。

Zk2AF_0411_03.png

範囲選択するときは【ファジー選択】や【色域を選択】のなどの“しきい値”を調整しながら選択すると、比較的楽に範囲指定できます。
ただ、画像にディザリングが掛かっていると、変更箇所とそれ以外の部分の境目では、どうしても綺麗に範囲を選択できませんが、これらの部分はどうしようもないので、若干面倒ですが形状等を考えながら手作業で細かく選択していきます。

 

範囲指定を終えたら、パレット・ダイアログに戻り、登録したパレットがアクティブになっているかを再確認します。パレット編集ダイアログは開いていなくても構いません。

Zk2AF_0411_04.png

 

確認したら、メインメニューの【色】→【マップ】→【パレットマップ】をクリック。

Zk2AF_0411_05.png

 

Gimpが範囲指定された部分の明暗を読み取り、自動的にパレットに登録した色に置き換えてくれます。

Zk2AF_0411_08.png

プレイヤー・カラー自体が8色しかないので、元の画像よりも大雑把な画質になってしまいますが、これは予約色がそういう仕様なので仕方がありません。

 

あとは、前述の境目で選択範囲から外した部分に、若干元の色が残っているので、これらを修整します。

 

【ポイント】変換したプレイヤー・カラーの色が明る過ぎたり、暗過ぎたりした場合は、アンドゥで一旦元の色に戻し、メインメニューの【色】→【明るさコントラスト】で調整してから再度パレットマップを実行すると好みの色合いになります。
例えば上の画像では、壁の看板にマークのようなものが描かれていますが、マークの色が下地の色と近かったりすると、変換時に下地の色と同じ色に括られてしまうことがあるので、こういった場合は予めコントラストの度合いを強くしておきます。

 

結局手作業で修整せざるを得ない部分もありますが、全てを1ドットずつ置き換えていくよりは幾分手間が省けるはずです。

【オマケ】
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2011年04月12日

「んだらば、いっちょうオラが作ってみっぺか…」の巻

……何だか椎名誠が書きそうなタイトルです。といっても、椎名誠自体を知らない方がおられるかもしれませんが……知らなくても大丈夫です。

 

更新間隔が開いてしまったので、少々古い話題から入らせて頂くのですが、

まず、Simutrans本体がバージョン更新され、現在は110.0.1となっています。(もう知ってますよね)
ネットワーク・モードが正式に付加されたのが最大の注目点ですが、他にも信号をドラッグで等間隔に敷設できるようになっていたり、道路を敷設なしでトンネル口を作れるようになったりと、なかなか便利で面白いものが加わっています。

詳しい変更内容は、本体フォルダに入っているhistory.txtか、もしくは国際公式フォーラムのページ(※ver.110.0と110.01を参照)に書かれているので、そちらをご覧になって頂ければと思います。
項目別で確認するのであれば、Simutrans Japanの開発ページのほうがいいかもしれません。こちらのほうは開発段階から随時更新されていて、書き加えて下さっている方には毎回頭が下がります。

 

アドオン制作に関する事項でも、幾つかの変更や新たに付加されたものがありました。

・ 例えば前回の記事でも触れましたが、.pak化可能な画像のサイズが変更されました。今までは256ピクセルまでだったのが、それ以上のサイズでも.pak生成可能になっています。筆者も(無謀な)巨大飛行船を作って試してみましたが、航空機よりも、船舶の制作などで幅が広がりそうです。

・ また、これは『ブロック牧場セット pak 128 版』などを公開されているJ3さんと情報交換させてもらった内容でもあるのですが、makeobj51では、.pak化するときにアルファ・チャンネル(透過部分)を描画色に変換して生成できるようになっています。下図のように、従来はアルファ・チャンネル付きの.png画像では正常に.pak化されませんでした。

 

20110411_1.png
(右下が従来の生成結果、右上が新しいmakeobjで生成した結果。)

 

筆者の作画方法だと、アルファ・チャンネルはGimpで処理してしまうので余り関係がありませんが、使用するソフトや作画の方法によっては作業がし易くなるようです。

 


前述のJ3さんのアドオン、『ブロック牧場セット pak 128 版』は、J3 Simutrans アドオン置き場で配布されています。 「デザインする産業」がコンセプトとして掲げられており、のどかな風景が作成可能でありつつ、内容的にはなかなかイノベイティブなアドオンです。個人的には、郊外に建てるのではなく、デザイン可能な点を生かし、あえて住宅街の隣接地などに設置するのも趣きがあって良さそうだと思いました。興味のある方は導入してみてはいかがでしょうか。


 

さて、本体のほうはそんな感じで進んでいますが、Pak128のほうはといえば、まだ102.0用に留まっています。過去のリリース状況からすると、むしろ新版が同時期にリリースされることのほうが稀なので、リリースが遅いということではありませんが、128プレイヤーとしては待ち遠しいことに変わりはありません。
そんなわけで、『開発版はハマるから手を出さない』の禁をまた破り(笑)、Pak128のnightly buildをダウンロードしてみたのですが……郵便局舎がまだ収録されていませんでした。
正確に言えば、キューブ状の物体で代用されているという……

国際公式フォーラムを読んでいる方はよく御存知かもしれませんが、現在Pak128の開発ではオープン・ソース化の作業が進められており、以前あった郵便局舎は、(詳細までは分かりませんが)コピーライトやらPakセット間の関係やら何やらで、表示されないように施されているようなのです。

尤も、Simutransはアドオンが豊富なので、無ければどこかから持ってきて使うとか、自分で作るなり改造するなりして幾らでも方法はあるのですが……しかし、本来デフォルトにあるべきものが無いというのは、部外者の筆者でもちょっとマズいのではないかと思ったわけで、新バージョンは大丈夫なのかと少し心配になってしまいました。
Pak128開発チームのTo Doリストにも上がっていたので、


「んだらば、いっちょうオラが作ってみっぺか…」


と、なぜか昔話に出てくるふぁ〜ま〜のような心持ちになり、おせっかい全開で作ってみたのが↓です。

PostOffice_Old_S_test.png

PostOffice_Old_L_test.png

PostOffice_New_S_test.png

PostOffice_New_L_test.png

西欧あたりの典型的な郵便局舎というのものが皆目見当が付かなかったので、古い時代のほうはベルリンのとある郵便局を参考にしました。新しいほうは、当初この建築家が建てたミュンヘンの郵便局でも作ろうかと考えていたのですが、古いほうと時代が被り過ぎてしまうので、適当に現代風の建物に仕立ててモデリングしています。

とりあえず、まだ本採用になるか分かりませんし、Pak 128 オープン・ソース・プロジェクトに上程したアドオンなので、本ブログでは画像のみ掲載になります。(少なくとも新バージョンがリリースされるまでは)

スクリーンショット:
20110409_simscr04.png

元絵のほうは、プレイヤー・カラーを加える前の状態です。このプレイヤー・カラーを加える方法について、もう一つ記事を掲載する予定なので、興味のある方はそちらも読んで頂ければと思います。
以上、雑多な内容になってしまいましたが、諸々の紹介を兼ねた今回の記事でした。
最後までお読み頂き有難うございました。

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